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ゼミナールの教員・メンバー紹介

教員:加藤言人 (KATO, Gento)
政治過程論、投票行動、世論研究の分野で研究をしています。出身は神戸で、大学で東京に出てきて、国際基督教大学で学士(教養)、早稲田大学で修士(政治学)、カリフォルニア大学デービス校で博士(政治学)を取得しました。明治大学に着任する前は、アメリカ・コネチカット州にあるイェール大学で博士研究員(2021〜2022)、そして、カザフスタン・アスタナにあるナザルバエフ大学で助教授(2020〜2023)をしていました。
現在、関心があるのは、世論の形成や選挙・政治参加を通して市民の意見が政治に代表されていく(いかない)プロセスの解明です。たとえば、政治情報(メディアの報道や政治に関する知識、教育など)の果たしている役割やその測定方法、グループ・アイデンティティ(性別、民族、宗教、政党などの社会グループに対する帰属意識)が投票・政治参加に与える影響などに注目しています。
主には日本やアメリカなどの民主主義諸国における投票・世論を研究していますが、最近は、カザフスタンなどの権威主義諸国において投票・世論が果たす役割にも研究対象を広げています。
研究手法としては、統計分析や実験、数理モデルなど、科学的なアプローチを用いて論理的に世論・政治行動の姿を明らかにしようとしています。また、量的テキスト分析手法を用いた、政治的言説の分析も行っています。
最新の研究・活動内容について、さらに詳しくは個人ウェブサイトを参照してください。

ゼミナール第1期生(2024〜2025年度)
第1期生は12人で活動しています。(現在プロフィール準備中)